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●今年の末に公開される「FINAL WARS」を最後に、50年の歴史に終止符を打つという、人気映画シリーズは何でしょう。/……ゴジラ(正解):緑23

 この時点で、角が取れるチャンスが来るまで、ボタンを押す気はありませんでした。本番が始まる前には「楽しむのが目的なのだから、わざと答えないなんてことはやめて、分かった問題はすべて答えよう」と思っていたのですが、そんなことは言っていられなくなりました。正直、あまり真剣に問題文を聞いていません。



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●前置きを抜きにして、直接問題の要点に入ることを、刀/(という字を使った四字熟語で何というでしょう。)……単刀直入(正解):白20

 実は、この問題の前に
 「2003年度、将棋のプロ棋士の中で唯一獲得賞金が1億円を突破したのは誰でしょう。」(答:羽生善治)
という問題がスルーになっています。答えたくてしょうがなかったのですが、ぐっと我慢です。それが辛くて、たしかこの問題では最初からボタンから手を離した覚えがあります。しかしここからが最初の大きな勝負所です。


●このほど、Jリーグ最年少出場/記録を(更新した森本貴幸選手は、どこのチームに所属しているでしょう。)……東京ヴェルディ1969(不正解):白 お立ち

 この時点では僕が有利な立場です。「Jリーグ最年少出場記録」を聞いた瞬間、森本貴幸か東京ヴェルディかの2者択一と思ったのですが、既にボタンは押されていました。福垣さんに取っては取り続けるしかないので勝負したのでしょう。その後、児玉清が問題を全部読み、山口さんに「何だと思った?」と聞いたのですが、全部問題を聞いちゃったら、そりゃ「東京ヴェルディ」と答えますよ。


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●千葉県出身の、牛と蛙の珍獣コン/ビを手に(そのシュールなネタで人気のお笑いタレントは誰でしょう。)……パペットマペット(正解):青15

 この問題を取られたのは非常に悔しかったです。岡本さんが答えるのが早かった、と諦めればいいのでしょうが、バラエティ番組はかなり見ているのに〜(注:「エンタの神様」は見ていない)。言い訳をすると、僕の中では「牛と蛙」ではなく、「ウシくんとカエルくん」なんですよねぇ。だってパペットマペットって、ウシくんとカエルくんのコンビなのですから。
 ここでわかったのですが、一度緊張を緩めてしまうと、再び集中するのは難しいんですね。


●個人や中小企業などを顧客とした、小口の預金・貸し出しなどの金融サービス取引のことを、「小売」という意味の英語から何バンキングというでしょう。……リテール(スルー)

 本来はが角に入るチャンスなので、集中しなきゃダメなのですが、パペットマペットが答えられなかった時点で、気持ちが穏やかでない状態になっていました。でも「リテールバンキング」って僕の語彙にはなかったし、そもそも「小売=retail」ということすらわかっていませんでした(←英語力がないもので)。


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●1stアルバム「LOVE PUNCH」をリリー/ス(、シングル「さくらんぼ」と「甘えんぼ」が立て続けにヒットした女性歌手は誰でしょう。)……大塚愛(正解):白10

 大塚愛? 誰? という感じ(当時)。「さくらんぼ」は何とか聞いたことがある、という程度でした。
 しかし、これでまた僕しか角に入れない状況になって、ややホッとするも、最初の2問を答えたきり、10問以上答えてすらいないのでさすがに焦っていました。



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●アマチュアレスリングでは、相手の両肩を何秒間マットに/つければ(フォール勝ちとなるでしょう。)……1秒間(正解):赤5

 答えられて良かった良かった。嬉しかったです。ボタンを押すタイミングは心持ち遅いですけど。答えてガッツポーズをしましたが、これも初めのスタッフの「リアクションは大きく」という教えを守ったもので、まったく僕のキャラとは異なります(←人前で嬉しくてガッツポーズをしたのは、保育所のかけっこで1等になったときしか記憶にありません)。しかしここまでスポーツの問題しか答えていない……。
 この時点で25番をすぐに取れるのは僕だけ。しかも25番を取れば相当有利になるわけで、無理に冒険して墓穴を掘らないようにすればいいな、と思ったわけです。しかしそれが大きな間違いだったのです……。
 ここを含めて何回かあったのですが、僕のことを児玉清が「アキモトさん」って言っている気がするのですけどね……。


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●世界的に名を残した映画俳優の、チャールズ・チャップリンとバスター・キートン。どちらの方が先に生まれたでしょう。/……チャールズ・チャップリン(正解):白22

 僕が考えるに、この問題を答えなかったことが最大の敗因です。それは僕が「チャップリンだと思っていたから」ではありません(でも実はそうなので悔しいのですが)。
 番組を見ている方は敗因は「アタックチャンスで取れなかった」「アタックチャンス後に間違えたのが痛い」「牛と馬の2択は勝負だった」と思われるでしょうし、それは全て正しいと僕も思います。しかし、ここは慎重に行くどころか、唯一僕が自由に勝負して良い場面だったのです。この場面でたとえ僕が間違ったとしても、お立ちの間に他の色が25番に入れる可能性は青24緑25しかありません。僕が偶然正解すれば他の3人に大きなダメージを与えられるし、間違っても戻った後に高い確率で25番を取る争いに参加できるわけです。ですから、ここで躊躇した自分が情けないのです。
 因みに、チャップリンは1889年生まれ、キートンは1895年生まれだそうですが、亡くなったのはキートンの方が先です。
 ここのあたりで、「優勝候補は白?」と思うようになりました。

No.5に続く